インテリアの専門学校・講座を資料請求で比べる方法|確かめたい5つの点

インテリアの専門学校や講座を、資料請求で取り寄せた案内で比べる方法を紹介する記事のアイキャッチ

当サイトの記事は、編集部が厚生労働省・文部科学省などの公的機関や資格の実施団体の公開情報を調べて独自に執筆しています。試験日程や受験資格、給付制度は変わることがあるため、最新の情報は各団体の公式サイトで確認してください。

インテリアの専門学校や講座が気になるけれど、どこを見て比べればいいのか分からない。そんな方も多いはずです。

結論から言うと、インテリアの専門学校や講座は、資料請求で取り寄せた案内を「5つの点」で並べて見ると、ぐっと比べやすくなります。

この記事を読むと、資料請求の進め方と、届いた資料のどこを見ればいいかが分かります。

目次

インテリアの学校選びで、資料請求をするのはなぜ?

先に結論

公式サイトだけでは、課題の中身や講評のされ方まではなかなか見えません。資料は、学校や講座の「中身」を同じ条件で並べて見るための材料です。

『資料請求って、申し込む気がある人がするものでしょ?』と思いますよね。

実は、資料請求は比べるための下調べなんです。取り寄せたからといって、申し込む必要はありません。

ネットで調べるだけだと分かりにくいこと

インテリアの専門学校や講座のホームページは、どこも雰囲気のいい写真が並んでいます。ただ、比べたいのは雰囲気ではなく、自分が何をどのくらい練習できるかですよね。

資料には、カリキュラムの一覧や課題の例、年間の流れなど、サイトでは見つけにくい情報がまとまっていることが多いんです。

知りたいこと公式サイト資料(パンフレット・案内)
学科・コースの名前分かる分かる
授業の時間割や科目の一覧一部だけのことも載っていることが多い
課題や作品の例写真が少しだけのこともまとまって載っていることが多い
使うソフトや設備分かりにくいことも設備紹介のページがあることが多い
就職・転職の支え方実績の言葉だけのことも支える仕組みの説明が載っていることが多い
給付制度の対象か探しにくいことも記載があれば確認しやすい

もちろん、学校や講座によって資料の作りは違います。資料に無いことは、後で紹介する質問リストで確かめれば大丈夫です。

こんな人ほど資料請求が役に立つ

  • 専門学校・大学・社会人スクール・通信講座で迷っている
  • 学校の名前は知っているが、違いが説明できない
  • 家族に相談する前に、比べた材料を手元にそろえたい
  • 働きながら学べる講座を探している

学び方そのものをまだ決めていない方は、先にインテリアデザインの学び方で4つの方法の違いを見ておくと、資料が読みやすくなりますよ。

資料請求で比べたい5つの点はどこ?

比べるのはこの5つ

学べる範囲、課題と講評の仕組み、使うソフトと設備、就職や転職の支え方、給付制度の対象か。この5つを同じ表に書き込むと、違いが見えてきます。

『資料が何冊も届いたら、結局どこを読めばいいの?』という声はよく聞きます。読む前に、見る所を決めておくのがコツです。

資料請求で比べたい5つの点を、学べる範囲・講評・ソフト・就職支援・給付制度で示した図解

1. 学べる範囲

インテリアの学校や講座といっても、扱う範囲はさまざまです。住宅の内装が中心のところもあれば、店舗や商業空間、家具のデザインまで扱うところもあります。

資料では、科目の一覧と、学年ごとの流れを見てみてください。自分がやりたい空間を扱っているかが分かります。

2. 課題と講評の仕組み

インテリアデザインは、描いた図面やプランを見てもらって伸びる分野です。課題がどのくらいの頻度で出て、誰がどう講評するのかは大事な比べどころです。

例えば、「課題を提出すると、講師からコメントが返ってくる」のか、「発表会で他の人の講評も聞ける」のかで、学べることが少し変わります。

3. 使うソフトと設備

図面のCAD、3Dのモデリング、パースの作成など、授業で使うソフトは学校や講座ごとに違います。自宅でも練習できる環境があるかも見ておきたい所です。

通学の場合は、製図室や模型をつくる場所、素材サンプルを見られる部屋があるかも確かめておくと安心です。

4. 就職・転職の支え方

将来の仕事につなげたいなら、作品集(ポートフォリオ)づくりの手伝いや、就職・転職の相談の仕組みを見てみてください。

数字の実績だけで比べるより、「どんな支え方をしているか」を読む方が自分に合うかどうか判断しやすいんです。

インテリアの仕事の就職・転職では、作品集を見せる場面がよくあります。作品集の作り方まで授業や面談で手伝ってもらえるかは、ぜひ見ておきたい所です。

例えば「卒業制作をもとに作品集をまとめる時間がある」「面接の前に作品集を見てもらえる」といった書き方があれば、支え方の中身がイメージしやすくなります。

5. 給付制度の対象か

社会人向けの講座には、厚生労働省の教育訓練給付制度の対象になっているものがあります。雇用保険に加入している人などが指定の講座を修了すると、受講費用の一部が支給される制度です。

制度には「一般教育訓練」「特定一般教育訓練」「専門実践教育訓練」の3種類があり、給付の割合や上限は種類ごとに違います。例えば一般教育訓練なら、受講費用の20%(上限10万円)が支給されます。

資料に「対象講座」と書いてあったら、どの種類の対象なのかまでメモしておくと、後で比べやすくなります。

比べる点資料で見る所こうなっていると比べやすい
学べる範囲科目一覧・学年ごとの流れ住宅・店舗・家具など扱う空間が書いてある
課題と講評授業の進め方・作品例課題の頻度と講評の形が分かる
ソフトと設備設備紹介・使用ソフト授業で使うソフトの種類が書いてある
就職・転職の支え方キャリア支援のページポートフォリオ指導や相談の仕組みがある
給付制度募集要項・講座概要対象の制度の種類が書いてある

この表を印刷するか書き写して、届いた資料ごとに埋めていくと便利ですよ。

学校・講座の種類で、重点的に見る所が変わる

5つの点は共通ですが、学校や講座の種類によって、特に気をつけて読みたい所が少し違います。

種類重点的に見たい所例えばこんな書き方を探す
専門学校学年ごとの課題と、修了時に受けられる称号「2年間で住宅・店舗の課題に取り組む」「専門士の称号が受けられる」
大学・短大学科の中でインテリアを扱う授業の割合「建築学科の中にインテリアの科目がある」
社会人スクール授業の曜日と時間、作品づくりの量「平日夜と土曜のクラスがある」
通信・オンライン講座添削の回数と質問の方法、学べる期間「課題ごとに添削が返ってくる」

専門学校の中には、文部科学大臣が認めた課程を修了すると「専門士」の称号が受けられるところがあります。気になる方は、資料の募集要項で書かれているか見てみてください。

例えば、仕事をしながら学びたい社会人なら、まず授業の曜日と時間のページを開くと、通えるかどうかがすぐ分かります。

一括資料請求はどう進める?

一括で取り寄せると、比べる手間が減る

インテリア系の専門学校や資格講座は、複数の学校・講座の案内を無料でまとめて取り寄せられる一括資料請求の仕組みもあります。1校ずつ申し込むより、比べる材料をそろえやすいのが利点です。

『何校も申し込むのは面倒だし、連絡がたくさん来そう』と思う方もいますよね。一括資料請求なら、入力は1回で済みます。

一括資料請求の流れ

申し込みから届くまで
  1. 学びたい分野(インテリア・建築・空間デザインなど)と地域を選ぶ
  2. 気になる学校や講座にチェックを入れる
  3. 名前・住所・連絡先などを入力する
  4. 各学校・講座から、それぞれ資料が届く
  5. 届いた資料を、5つの点の表に書き込んで比べる

届くまでの日数は、学校や講座によって違います。急ぐ時は、申し込み画面の案内を確かめておきましょう。

一括資料請求で分野と地域を選んでから、届いた資料を表で比べるまでの流れを示した図解

資料が届いた後の連絡はどうする?

資料を取り寄せると、学校や講座から説明会や体験授業の案内が届くことがあります。『しつこく勧誘されたらどうしよう』と心配になる方もいますよね。

興味がなければ、参加しなくて大丈夫です。案内が不要になったら、その学校や講座の問い合わせ先に「今回は見送ります」と伝えれば十分です。

逆に、気になった学校の案内は、比べる材料が増えるチャンスです。届いた案内の日付を、カレンダーにメモしておくと見逃しません。

申し込む前に決めておくこと

一括資料請求の前に
  • 通学・通信・オンラインのどれを考えているか決める
  • 通える地域の範囲を決める
  • 趣味・資格・仕事のどれがゴールかを書き出す
  • 資料を受け取る住所と、連絡を受けたい方法を決める
  • 比べる学校・講座は3〜5くらいに絞る

あれもこれもとチェックを入れると、資料が多すぎて読み切れないことも。最初は3〜5くらいに絞ると、比べやすくなります。

よくある失敗

資料が届いても、パンフレットの写真だけ眺めて終わってしまうケースはよくあります。届いた日のうちに、5つの点の表に1行だけでも書き込んでみてください。

インテリアデザイナードットコム

インテリアの学び方を比べたい方へ

インテリアデザイナーへの道は、専門学校・大学・社会人スクール・通信講座・独学とさまざまです。自分に合う学び方を選ぶには、気になる学校や講座の資料を取り寄せて、学べる範囲や課題の講評、就職の支え方を見比べるのが近道です。比べ方のチェックポイントをまとめました。

無料学校・講座の資料請求と比べ方を見る

教育訓練給付制度の対象講座かどうかは、各講座の案内と厚生労働省の検索システムで確認できます。

届いた資料は、どう見比べればいい?

「同じ項目を横に並べる」だけで違いが見える

資料はデザインもページ数もばらばらです。読み比べるより、同じ項目を書き出して横に並べる方が、違いがすっと見えてきます。

『どの資料もよさそうに見えて、決められない』という方は多いはずです。そんな時は、資料の言葉をそのまま信じるより、具体的に書いてあるかどうかで見てみてください。

見比べ表の作り方

例えば、3つの学校・講座の資料が届いたとします。次のような表に書き込んでいきます。

見る所学校・講座A学校・講座B学校・講座C
扱う空間住宅中心店舗・商業空間も住宅と家具
課題と講評課題ごとに講評発表会で講評添削で返却
使うソフト2D CADと3D3D中心2D CAD
学び方通学(昼)通学(夜・週末)通信
就職・転職の支えポートフォリオ指導あり相談窓口あり記載なし
給付制度記載なし対象の記載あり対象の記載あり
気になった点体験授業がある通える曜日が限られる作品づくりは自分次第

表のA・B・Cは書き方の例です。実際には、届いた資料の内容をそのまま書き込んでいきます。

「記載なし」の欄は、悪いという意味ではありません。後で質問する項目の目印になります。

具体的に書いてあるかを見る

資料の中には、「充実したサポート」「実践的な授業」のような言葉がよく出てきます。こうした言葉だけでは、中身は分かりませんよね。

チェックしたいのは、「何を・いつ・誰が」が書いてあるかです。例えば「課題は月に1回、講師が個別にコメントする」と書いてあれば、イメージがつかみやすくなります。

届いた学校や講座の資料を机に並べ、比較表に書き込んでいる手元の写真

申し込む前に聞いておきたい質問は?

資料に無いことは、聞けば分かる

資料を見比べて残った疑問は、説明会や個別相談、問い合わせで聞いてみましょう。聞く項目を決めておくと、短い時間でも必要なことを確かめられます。

『こんなこと聞いていいのかな』と迷う必要はありません。入る前に確かめておく方が、入ってからの「思っていたのと違う」を減らせるんです。

質問リスト

申し込む前に聞きたいこと
  • 課題の講評は、誰がどのくらいの頻度でしてくれますか?
  • 授業で使うソフトは何で、自宅で練習する環境はどう用意しますか?
  • 作品集(ポートフォリオ)づくりは、どんな形で手伝ってもらえますか?
  • 卒業生や修了生は、どんな業態の会社で働いていますか?
  • 欠席した授業や、仕事で遅れた時の補い方はありますか?
  • 教育訓練給付制度の対象ですか?対象なら、どの種類ですか?
  • 体験授業や見学はできますか?

全部聞く必要はありません。表で「記載なし」になっていた所を優先して聞いてみてください。

説明会や体験授業で見ておきたいこと

資料だけでは分からないのが、教室の雰囲気や講師の話し方です。説明会や体験授業に行けるなら、実際の作品や課題を見せてもらうと参考になります。

例えば、在校生の図面やパースが展示されていたら、「これは入学から何か月くらいで描けるようになりましたか?」と聞いてみると、学び方のイメージがわきますよ。

保護者と一緒に資料を読む時は

高校生の方は、資料を家族と一緒に読む場面も多いですよね。『親にどう説明したらいいか分からない』という声もよく聞きます。

そんな時は、本人と保護者で見る所を分けておくと、話がまとまりやすくなります。

見る人主に見る所話し合いのきっかけになる問い
本人学べる範囲・課題の例・作品集「この課題をやってみたいと思える?」
保護者学費のページ・通学の負担・卒業後の進路の書き方「毎日通える距離と時間か?」
一緒に説明会や体験授業の日程「どの学校の話を直接聞いてみる?」

本人が「やりたいこと」を、保護者が「続けられる条件」を見る。こう分けると、同じ資料でもお互いの気になる所がはっきりします。

給付制度の確かめ方

給付制度の対象かどうかは、厚生労働省の「教育訓練給付制度 検索システム」でも探せます。受給の条件や最新の内容は、厚生労働省の教育訓練給付制度のページかハローワークで確認してみてください。

インテリアの学校選びでよくある相談

迷うのは「大学か専門学校か」「今から行くべきか」

学校選びの相談で多いのは、進学先の種類と、入るタイミングについてです。代表的な3つに答えます。

建築事務所で働きたい。大学と専門学校、どちらがいい?

建築系の仕事を考えていて、できれば設計事務所に入りたいけれど、大学と専門学校のどちらを選ぶべきか、という相談です。

大学は、建築やデザインを幅広く、時間をかけて学べます。専門学校は、図面やCADなど実務に近い練習に時間を多く使うところが多いです。

建築士の試験は、指定の科目を修めて大学や専門学校を卒業すると、実務経験なしで受けられる仕組みになりました。詳しい要件は試験の実施団体で確かめる必要があります。

どちらが合うかは、学びたいことと、その後の道で変わります。資料請求の時に、両方の案内を取り寄せて並べてみると判断しやすいですよ。

大学を出てから、専門学校に行き直すのはあり?

大学4年生で、昔からインテリアに興味があり、卒業後に専門学校へ行くか悩んでいる、という相談です。

『大学まで出たのに、また学校に行くのは遠回りかも』と感じるのは自然なことです。ただ、大学で学んだことは、お客さんと話す力や企画を考える力として仕事でも活きます。

行き直すなら、社会人や大卒の人が多いコース、夜や週末に学べるスクールなども比べる候補に入れてみてください。働きながら学ぶ方法は未経験からインテリアデザイナーになる方法で詳しく紹介しています。

高校生だけど、学費のことはまだよく分からない

高校2年生で、建築やインテリアの仕事に興味があるけれど、学校の選び方も学費のこともよく分からない、という相談です。

まずは、学校ごとに学べる内容が違うことを知っておくだけで大丈夫です。資料を取り寄せて、学費のページも含めて家族と一緒に読んでみてください。

学費は学校ごとに違うので、資料の募集要項で確かめるのがいちばん確実です。気になる学校の数が多い時は、一括資料請求でまとめて取り寄せると比べやすくなります。

専門学校そのものの選び方は、インテリアデザイナーの専門学校も合わせて読んでみてください。

よくある質問

インテリアの専門学校の資料請求は無料ですか?

学校や講座の資料は、無料で取り寄せられるものが多いです。費用がかかる場合は申し込み画面に書かれているので、事前に確かめておきましょう。

資料請求をしたら、申し込まないといけませんか?

申し込む必要はありません。資料請求は、学校や講座を比べるための材料集めです。

何校くらい資料請求すればいいですか?

比べやすいのは3〜5くらいです。多すぎると読み切れないので、通える地域や学び方で先に絞っておくと楽になります。

社会人でも専門学校の資料請求はできますか?

できます。社会人が学べる夜間や週末のコース、通信講座の資料もあるので、働きながら学べるかを含めて比べてみてください。

資格講座と専門学校の資料を一緒に比べてもいいですか?

大丈夫です。ゴールが資格なのか仕事なのかで向く方が変わるので、両方並べるとかえって自分の目的がはっきりします。

まとめ

この記事の要点
  • 資料請求は申し込みではなく、比べるための下調べ
  • 比べるのは学べる範囲・課題と講評・ソフトと設備・就職支援・給付制度の5つ
  • 一括資料請求なら、複数の学校・講座の案内を無料でまとめて取り寄せられる
  • 届いた資料は同じ項目を表に書き出して横に並べる
  • 資料に無いことは、質問リストを使って説明会や問い合わせで確かめる

学校や講座を選ぶ時は、資格との関係も気になりますよね。インテリアの資格の違いはインテリアデザイナーに役立つ資格でまとめています。

まずは比べたい学校や講座を3つ選んで、資料を取り寄せるところから始めてみましょう。

インテリアデザイナードットコム

インテリアデザイナードットコム 編集部

インテリアデザイナーの仕事内容となり方、インテリアコーディネーターなど似た職業との違い、役立つ資格、専門学校や講座での学び方、就職先までを、これから目指す人の目線で整理している情報サイトです。 公式サイト

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