インテリアデザイナー(JDP)
インテリアデザイナーとは
インテリアデザイナーとは、日本デザインプランナー協会(JDP)が発行している民間資格で、インテリアデザインや家具の構造、空間のコーディネートに関する基礎知識を有する方に与えられる資格です。
公式サイトから直接受験の申し込みをすることが可能で、受験資格は特にありません。
在宅受験となり、申し込み後試験が開催される時期に自宅へ回答用紙が送られてきます。これに指定の期間以内に記入し、郵送で送り返します。
70パーセントの評価を受けると合格となり、合格証が送られてきます。試験期間は通常一週間で、この間に記入を済ませて送り返す必要があります。
試験は二か月ごとに開催されているため、期間を調べて申し込まなかったら最大二ヶ月待つことになるため注意してください。受験料は10,000円(消費税込み)で、前述のように申し込みはインターネットからのみとなっています。
試験で問われる内容
この資格ではインテリアデザインや家具のデザインに必要な技能や知識を問います。照明や種類別の家具の商品知識、構造や使われている技術、また販売方法などに関する知識を押さえておく必要があります。
インテリアデザイナー資格を取得すると、カルチャースクールや講演会などでの講師活動を行える可能性があります。家具の販売店での業務や住宅販売の営業などにも活かせるでしょう。
すでに建築やインテリアデザインの職業に従事されている方でも、民間資格という明確な肩書を身につけることで、活躍の場を広げたり新たな分野に挑戦するための足がかりとして利用することも可能でしょう。
前述のように受験資格が特にないため、一からインテリアについて勉強された方でも、すでにある程度の技能を身につけていらっしゃる方でも、資格を取得したというメリットを活用することが可能です
インテリアデザイナーになるのに必要なセンス
基本的な知識はもちろん必要ですが、実際にデザインする上で重要な役割を果たすのは、図面を書く能力に加えデザインするセンスです。
素敵なデザインには、美しく見える物理的・視覚的な理由があり、それらを設計図を通して表現する感性を持っていなくてはなりません。
インテリアデザイナーに必要な法的な知識や構造などの知識を取り入れる前に、インテリアや家具のレイアウトについて解説した雑誌やインターネットなどの情報を見るようにする事がおすすめです。
特に、トレンドや複雑なギミックよりも自分の好きなデザインについて理解し、特徴を把握しておくことが役に立ちます。気に入った家具やインテリアを扱う雑誌を読み込み、好みのデザインのフォルムやデザイン上の個性を自分なりに捉えておきましょう。
そうして自分なりに考えることが新たなデザインを生み出す感性を養うことにつながります。